目次
正規表現置換のキャプチャ機能を使用すれば、アルファベットの大文字⇔小文字変換を行うことができます。
キャプチャ機能については以下の記事で解説しておりますので、ぜひご覧ください。
大文字から小文字に変換する方法
以下の置換を行うことで、大文字→小文字変換を行うことができます。
置換前
([A-Z])
置換後
\L$1
小文字から大文字に変換する方法
以下の置換を行うことで小文字→大文字変換を行うことができます。
置換前
([a-z])
置換後
\U$1
解説
大文字→小文字の置換時に「\L」という特殊文字を使用しました。
直後に$1や、$2などのキャプチャ文字列と同時に使用して、「\L$1」などとすることで、
置換時にキャプチャした文字列を小文字に変換します。
つまり今回の場合、$1に「A」がマッチし、「\L$1」とすることで、「A」を「a」に変換します。
小文字→大文字変換に使用した「\U」についても同様に、
置換時にキャプチャした文字列を大文字に変換します。
まとめ
今回は「\L」「\U」という置換時の特殊文字について解説しました。
テキストファイル内のアルファベットを一括で変換したい場合など、便利に使用できます。
ぜひ、いろいろ遊んでみてください。
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